9月25日 お客様を縄文杉にご案内しました。
前日、強雨により県道で土砂崩れが発生し、シャトルバスが運休になるかと危ぶまれましたが、
無事、行くことが出来ました。
屋久島(特に、山)の天候は、刻々と変わっていきます。
早朝、晴れだった天候も標高が上がるにつれて、
雲霧が森を覆い始め、
徐々に、その密度を増していきました。
雲霧の森
そして、私達の目の前に現れた縄文杉は、深い雲霧を身にまとっていました。
展望デッキにいる登山客は、
はっきりと写真に納まらない縄文杉に
落胆の声を漏らしていました。
確かに、天気がいい時は、
視覚(映像)的にくっきりと縄文杉を見られますが、
縄文杉が私達に伝えようとしているメッセージを
心眼で捉えている人は、殆どいないのではないでしょうか?
縄文杉
多くの人の心に存在する縄文杉は、天候に関係なく、朧げな存在でしかないように思います。